ドラミングに言葉は必要ありません。年齢、性別、言葉、資質、経験、文化の違いを超えた「共有の場」をつくりあげることができます。 ドラミングは、誰でも簡単に叩くことができます。ドラミングによって、相手を知ることができます。 自分自身を知ることもできます。この共有の場で仲間意識や絆が生まれるのです。 また人は、母親の胎内で脈打つ心臓の音を聞きながら生まれてきます。太鼓のリズムは心に刻まれた音を呼び起こし、魂を揺さぶる経験 をもたらす可能性を秘めているとも言われています。

イノベーションを起こす阻害要因には、組織内に存在する役割や機能といった潜在的な人の意識と言われています。 ドラミングはそれらを無意識のうちに取払うことができます。ドラミングは参加者に頭で考えることをやめさせ、リズムを体感させます。 左脳と右脳を同時に使うことで集中力が増したり、ストレス発散になったりします。また固定観念を打ち破るきっかけになるなど、 素晴らしい効果をもたらします。

ドラミングにもちいられている打楽器は「ジェンベ」といわれる、西アフリカ一帯で伝統的に演奏されている太鼓です。 日本ではジャンベとも言われるようです。その語源は「ジェベバラ(調和の太鼓)」からきているそうです。

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